電気を消してしまったけど絵本を読んでほしいとせがまれて。ミニ絵本を開いて、暗いから読めないけど読んでいるように空想のお話しするね。部屋がくらいから少しだけ暗いシーンからはじまります。
『昔、あるところにとても美しいお姫様がいました。お姫様の周りにはお姫様をだまして自分たちの財産を増やそうとする人たちばかり。お姫様は誰も信用できなくなってしまいました。
お姫様は持っている宝ものを全て暗い洞窟の奥に隠してしまいました。ところが、暗く元気がなくなってしまった王国には魔物たちが出てくるようになってしまいました。洞窟にもたくさんの魔物がいてお姫様の宝ものをとりにもいけなくなってしまいました。
ある日、お姫様は若い旅人と出会いました。美しいお姫様に旅人は一目惚れしてしまいました。お姫様は旅人に洞窟の宝ものを取ってきてくれないかと頼みました。もし宝ものを無事取ってくることができたら、宝ものの半分をあげてもいい。旅人はお金がなかったのでとても心が動きましたが、お姫様を好きになってしまっていたので、『宝ものをとってくるけど、宝ものはいらない。その代わりに自分と結婚してほしい。』と頼みました。
お姫様もびっくりしたけれども、人を信用できないので、きっと心変わりをするだろうと、うなずきました。
旅人は危険な洞窟に行って、魔物を戦ったり、落ちてくる石に危うくぶつかりそうになったりしながら、ついにお姫様のために宝箱を見つけて持って帰りました。旅人は宝箱の中身を見ていませんでした。
旅人はこんなに立派で国中の人たちが欲しがっている宝ものにはきっととても価値があって、少しでももらえたらもう貧乏な生活をしなくてもいいと思いましたが、それでもお姫様のところに行き、宝ものをとってきたけれども、宝ものはいらない、僕と結婚してほしいと言いました。
お姫様はそんな旅人に心を動かされて、お姫様も旅人のことを好きになってしまいました。2人は宝ものには全く興味がなくなりました。愛し合った2人は結婚をしました。そして王様とお妃様になりました。
宝ものは王国を元気にするためのお金として使われて、国はどんどん栄えていきました。
めでたしめでたし。』